[ 目次 ]

 

「Shade Impulse」
秩序と混沌の果て集結した十人の戦士
最後の幻想が 今ここに刻まれる

chapter:2 3 4 5

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そして クリスタルを手に
戦士たちは コスモスのもとへ集う
カオスを倒すため 世界を救うために……

WoL:「終わらせよう この戦いを!」
コスモス:「いいえ――
すでに決着はついています」
セシル:「(あっ)」
ティーダ:「(ああっ?)」

「あなたたちは――
真の闇におちるのです」

ティー「コスモス! (あっ)」
フリオニール:「(あっ!)」

カオス:「(ハハハハハ)」
「カオス――!」

カオ「彷徨い たどりついた先も
また煉獄――
無様だな コスモス」
「道を決めるのは あなたじゃない
彼らが知るべきは 真の闇――」
カオ「ならば 望みどおり――
すべての光を 消し去ろう!」

スコール:「コスモス!」

ジタン:「(ああっ!)」
「(くっ…)」

カオ「世界は 不変だ
無力なる者どもよ
絶望の闇に沈み――
消え去るがいい」

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-失われた真理
「秩序と調和を司る神は死んだ
残された世界はただ絶望に沈む」

それぞれの道を辿り、
最後の希望クリスタルを手にした十人の戦士だったが――

彼らの目の前で、調和の神コスモスは滅し、
世界は、混沌の神カオスの手中に帰してしまった。

コスモスの残した言葉――
「知るべき真の闇」

召喚主であったコスモスが消えたことで
十人の身に、その闇が訪れようとしていた。

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ティー「な―― なんだ!?」
バッツ:「(あっ!)」
「(ああっ)」
ティー「(う うわああああ!)」
バ・ジ「ティーダ!!」

エクスデス:「(ファファファ)
神々の闘争は 終わった
主を失った駒は
闇に消えるさだめ」
ケフカ:「まぁ 当然の報いだね
コスモスを 滅ぼしたのは――
おまえたちなんだから!」
「なんだと!?
(ああっ うわあっ!)」
「(あっ!)」
クラウド:「(ああ…)」
ティナ:「(あ――)」
「(……)」
セシル:「(あ ああ…)」

ケフ「残酷な真実を知る前に
消えたほうが――
幸せだよ」
エク「案ずるな おまえたちが消えた後で――」
W「(くうっ…)」
エク「世界も無に還してやろう」
エク・ケフ「(ファーファファファ)」

W「わずかな光も見えない
これが 完全な闇――」
ティー「オレ 消えちゃったのか
オレたちがいなくなったら
あの世界はもう――」
「このまま――
何もできずにおわるのか?」
オニオンナイト:「いや! 終わりたくない
戦ってわかったんだ
どんな絶望の中でも――
あきらめちゃダメなんだ!」

「(あ――)」
ティナ「これは コスモスが?」

『彼らが知るべきは 真の闇――』

「でも 彼女を滅ぼしたのは
僕らだ と――」
「だったら―― 真実をたしかめよう」
「なぜ コスモスが消えたのか
おれたちは 消えるしかないのか――
奴らから 聞き出すんだ!」
「奴らの 好きにはさせない」

(フィールド)

W「……この世界は?」
「すべてが……
混沌にのまれようとしている?」
ティー「先を急いだ方が よさそうッスね……」

△上

「失われた真理」 SHADE IMPULSE:1-2
最後まで破壊の限りを尽くす
災厄の道化として……

アルティミシア:「戦いは終わりを迎えたようですね
……神竜が動き出した」
暗闇の雲:「……神竜?」
アル「ええ…… 世界を浄化する者です
この世界は 神竜の手で ふるいにかけられ
一度白紙の状態に戻る
生き残った我々は また新たな駒とともに
再び戦いを始める……」
「なるほど そうして戦いは繰り返されてきた
……ということか」
アル「この永き戦いで 私は十分な力を得ました
もうひとつの目的を 果たすとしましょう……
……しかし 今回は 何か異変を感じます
世界の…… いまだかつてなき震えを……
まさか皇帝は 本当に『完全なる死』を
もたらしたとでも……?」
「……誰が何を企もうと
そんなものに 興味はない
わしは闇に溶け……
無へと還る道を選ぼう」
アル「……なぜです?」
「興味深いのだ 奴らのことがな
この世界の行く末より ……ずっと」

(フィールド)

「……なんだかイヤな感じですね
この先に 何が待っているんでしょう?」
「何があろうと 俺たちは戦うことを決めた
あとは…… ともに戦い抜くだけだ」
「……はい!」

ケフ「(フフフ ハハハ)
おや まだ生きてたの?
死にぞこないの残りカスちゃんたち」
ティナ「ケフカ――」
ケフ「もしかして 僕に壊されに来てくれた?
だよねえ コスモスに
あんなことしたら あとを追いたくもなる」
ティナ「あなた 何を知っているの?」
ケフ「知りたい?
知りたい? それなら――
オシエナーイ!」
ティナ「ふざけないで」
ケフカ「(スイマセン)
知っても意味がないんだよ (ファーハハハ)
すべてはいずれ壊れゆく
ほら 聞こえてきた―― 破滅の足音が!
(サ ン マ!)
カオスをこえて終末が近づく」

(クリア後)

ケフ「足りナーイ
もっと もーっと壊さなきゃ!
(くうっ ふう はあ)」
ティナ「もうやめて!
これ以上の破壊は無意味よ!」
ケフ「(くっ ははは)
意味のある破壊などつまらん!
意味もなく壊すから楽しいんだよ!
滅ぶとわかっていて なぜつくる
死ぬとわかっていて なぜ生きようとする
死ねばすべて無になってしまうのに」
ティナ「守るべきものがあるから
生きている間に その意味を
見つけられればそれでいいでしょう?」
ケフ「ムダだ
世界もおまえたちも すぐに消える
命――
夢――
希望――
どこから来て どこへ行く?
そんなもので心満たされることなどない!
破壊こそ―― 破壊こそ ぼくちんの生きる輝き!
ハカイ! ハカイ! ハカイ!
ゼ〜ンブ ハカイだ!
(ハハッ ハハハハ…)」

ティナ「壊れた心――
破壊することで 埋めようとしていたの?」

ティナ(同じ悲しみを繰り返さないためにも 私は――)
ティナ「私は 進み続ける」

***

ケフ「ようこそ諸君……
みなさん 必ず来ると思って
ふさわしい言葉を いっしょうけんめい考えていましたよ
それじゃあ 始めましょうか……
ゼ〜ンブ破壊して 死の世界を作るのだ!」

(クリア後)

ケフ「なぜ…… 生きようとする?
すべて無になってしまうのに……」

△上

「失われた真理」 SHADE IMPULSE:1-3
一刀両断の騎士……
その力は戦士にとって
新たな勇気のありかたを形作るだろう

皇帝:「ついに終わったのだ
神々の永き戦いが……」
ジェクト:「でもよ また繰り返すんだろ?
浄化とやらが終わったあとで オレは
またあいつらと戦うってわけか」
「ああ 本来であればな……
だが我々は コスモスに『完全なる死』を与えた
これまでの『仮そめの死』とはまったく違う
コスモスの戦士は 完全に消滅する
そしてそれは 我々も同じこと……」
ジェ「……どういうことだ?」
「ただの器に戻るのだよ
いずれは奴らと同じく 消滅するかもしれん
戦いは……
真の終末を迎えようとしているのだ」
ジェ「おいおい…… 納得いかねえな
全員で消えちまうのが おまえの目的だったのか?
そのために オレたちカオスの駒を誘って
動かしてきたってか?」
「ひとつ 重大な勘違いをしているな
ジェクト…… 貴様はカオスの駒ではない」
ジェ「……なんだと?」

(フィールド)

オーディーン:「貴殿が 我が心の主となるのであれば……
いかなる時も 私は貴殿に仕える
剣となることを誓いましょう……」

スカルミョーネ:「フシュルルル……
死してなお恐ろしい この私の強さ
ゆっくり味わいながら 使うがいい……」

△上

「失われた真理」 SHADE IMPULSE:1-4
魂は受け継がれる
たとえ願い届かずとも……

「ひとつ 重大な勘違いをしているな
ジェクト…… 貴様はカオスの駒ではない」
ジェ「……なんだと?」
「記憶は残っていないだろうが……
貴様はかつて コスモスの駒だったのだ
秩序や混沌など 本来は不定のものだ
今は たまたま貴様がこちらにいるだけの話
……闇の体に光の心を持つ『裏切り者』
私は その力を利用し あるものを生みだそうとした」
ジェ「あるものだと?」
「……クリスタルだよ
それも 闇の体に適性を持つ特別なものだ
計画どおり 貴様は息子と向き合い 輝きを宿した
あとは戦いを仕掛け それを奪い取ったまでよ……
振るえるがいい……
私は 神の思想をも超える力を手にしたのだ!」
ジェ「……なるほどな
けど そんな気持ちじゃ 勝負にはならねぇな」
「貴様…… どこへ行く?」
ジェ「てめえの器はよーくわかった
だからよ…… 安心してケンカに行けんだ」
「……フン
消えゆく者が 負け惜しみを
世界の終末と渡りあう力はここにある……
最後に君臨するのは この私だ!」

(フィールド)

「……戦いが続いているが
みんな大丈夫か?」
「ああ 平気さ
俺たちは ひとりじゃない だろ?」

ティー「(あっ!)」
ジェ「よう」
ティー「なんであんたが出てくるんだよ!?」
ジェ「あん? 挨拶もできねえのか?
オレだって 正直 よくわかんねーんだ
まあ まだ勝負はついていない
ってことじゃねえか?」
ティー「なんだよそれ――」
ジェ「真のエースってのはな
ギリギリまであがくもんなんだよ
さあて ロスタイムだぜ」
ティー「(へっ) それじゃ――」
ジェ「続きを始めようぜ!」

(クリア後)

ジェ「どうだ? 少しは吹っ切れたか?」
ティー「え?」
ジェ「考えごとが多すぎて ホントは
進むのにも迷ってたんじゃねえのか?」
ティー「別に――」
ジェ「ったく 情けねえ
オレ様がいなきゃ 何もわからねえか?」
ティー「オレは――!」
ジェ「(ははっ) ま わかんねえくらいならよ
一旦受け入れちまえ」
ティー「え?」
ジェ「よわっちい自分も 歩んじまった道も
わけわかんねえ この世界も
ゼーンブ受け入れろ
ドーンと受け止めたら そん中から
見つけていきゃあいい
自分が進みてぇ 本当の明日を」
ティー「――あんた それを言うために?」
ジェ「また泣くか?」
ティー「――ばか」
ジェ「それでこそジェクト様のガキだ
もう 二度と呼び出すんじゃねえぞ」
ティー「頼まれたってゴメンだ」

ジェ「じゃあな」
ティー「オヤジ!
――ありがとな!」
ジェ「楽しかったぜ
おまえのオヤジでよ」

ティー「涙は――
全部 終わらせてから だよな」

***

ジェ「おう よく来たな
あいつが相手じゃねえようだが……
……まあいい かかってこいよ
オレ様をブッ飛ばしに来たんだろう?」

(クリア後)

ジェ「へっ やるじゃねえか
……おまえたちなら 心配ねえな」

△上

「失われた真理」 SHADE IMPULSE:1-5
全てが無に帰す前に
成すべきことがある……

ティナ「何かが…… 動き出そうとしている?」
W「ああ どうも様子がおかしい……
まるで世界が 揺らいでいるようだ」
「空気もよどんでいる
……コスモスがいなくなったからかな」
ティナ「真の闇を知る って
どういう意味なんだろう……
もしも 世界の運命がすでに決まっていたら……
すべて無駄な努力になったとしたら……」
「運命? 無駄な努力?
……確かに そのとおりかもな
だからって 歩みを止めるのかい?
そんなの もったいないだろ」
W「ああ ジタン
私たちにできるのは 前に進むことだけだ
クリスタルよ
この世界に祝福を……」

(フィールド)

エク「ほう まだ生きていたとは
さすがはクリスタル――
侮れん力だ」
「――クリスタルの力?
エクスデス! 何を知っている?
おれたちがコスモスを滅ぼしたって
どういう意味なんだ!」
エク「そうだな もう教えてやってもよかろう
クリスタルの正体
それは 神の抱きし
調和の力から生まれしもの――」
ティー「調和の力?
(あっ) それって――」
エク「そうだ クリスタルとは神の欠片
コスモスの力そのものと言っていいだろう
おまえたちがクリスタルを手にしたゆえに
コスモスは力を失い 消え去ったのだ
主を失った駒が存在できるのも
クリスタルのおかげ
だが残された光の なんと儚いことよ
その力とて すぐに尽き果てる」
「光が消えたら おれたちも――」
エク「母なる無へと沈むのだ
(ファーファファファ)」
「なんでだよ コスモス――」
エク「消えゆく時が待てぬなら
私の手で還るがいい
すべてを消し去り
そして 私も消えよう
永遠に!」

(クリア後)

エク「この感覚だ――
境界は消え 肉体は無限の宇宙に同化する
無こそすべて 無こそ始まり
おまえたちもすぐ この永遠の一部となるのだ――!
(ファファファ ファーファファファ…)」

「なんでクリスタルなんか 集めさせたんだよ」

『(私は敗れたのです
彼らが知るべきは 真の闇
あなたたちは 残された最後の希望)』

ティナ「コスモス―― わかってたんだ
自分の死は避けられない運命だって」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?
そうか 託したんだ
次に希望を繋ぐため――」
ティナ「クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない
戦おう おれたちの力で!」

「(ふっふっふ)
相変わらずの茶番だな」

***

*WoLの場合
エク「〜侮れん力だ」
W「――クリスタルの力?」
「エクスデス! 何を知っている?」
(中略)
エク「〜母なる無へと沈むのだ」
W「コスモス―― なぜ」
(中略)
W「なぜコスモスは 我々にクリスタルを――」
ティナ「コスモス―― わかってたんだ」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?」
W「託したのか
自分亡き後―― わずかな望みを繋ぐため」
ティナ「クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない」
W「戦おう 我々の力で」

*フリオニールの場合
エク「〜侮れん力だ」
「クリスタルの力だと?」
「エクスデス! 何を知っている?」
(中略)
エク「〜母なる無へと沈むのだ」
「コスモス―― どうして」
(中略)
「どうしてコスモスは
クリスタルを集めさせた!」
ティナ「コスモス―― わかってたんだ」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?」
「(くっ) 託したんだ
自分が消えても わずかな望みを繋ぐため――」
ティナ「クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない」
「戦おう! 奴らを止めるために!」

*オニオンナイトの場合
エク「〜侮れん力だ」
「クリスタルの力?」
「エクスデス! 何を知っている?」
(中略)
エク「〜母なる無へと沈むのだ」
「なんでさ コスモス――」
(中略)
「どうしてコスモスは 僕たちにクリスタルを――」
ティナ「コスモス―― わかってたんだ」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?」
「託してくれたんだ
自分の命より 望みを繋ぐために――」
ティナ「クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない」
「戦おう 僕たちの力で」

*セシルの場合
エク「〜侮れん力だ」
「クリスタルの力――?」
「エクスデス! 何を知っている?」
(中略)
エク「〜母なる無へと沈むのだ」
「コスモス きみは――」
(中略)
「コスモスが クリスタルを集めさせたのは――」
ティナ「コスモス―― わかってたんだ」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?」
「(ああ) 託したんだ――
僕らに 最後の望みを」
ティナ「クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない」
「戦うんだ 最後の最後まで」

*ティナの場合
エク「〜侮れん力だ」
ティナ「クリスタルの力って――?」
「エクスデス! 何を知っている?」
(中略)
エク「〜母なる無へと沈むのだ」
ティナ「コスモス―― どうして?」
(中略)
ティナ「もしかして あの時から――
コスモス―― わかってたんだ」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?」
ティナ「託したのね――
自分が消えても わずかな望みを繋ぐため――
クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない」
ティナ「戦いましょう 私たちの力で」

*クラウドの場合
エク「〜侮れん力だ」
「クリスタルの力――?」
「エクスデス! 何を知っている?」
(中略)
エク「〜母なる無へと沈むのだ」
「なぜだ コスモス――」
(中略)
「コスモス なぜ自分の力を――」
ティナ「コスモス―― わかってたんだ」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?」
「託したんだ
俺たちに この世界を――」
ティナ「クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない」
「戦おう それ以外何がある」

*スコールの場合
エク「〜侮れん力だ」
「クリスタルの力―― だと?」
「エクスデス! 何を知っている?」
(中略)
エク「〜母なる無へと沈むのだ」
「コスモス―― なぜだ」
(中略)
「クリスタルがコスモスの力なら――」
ティナ「コスモス―― わかってたんだ」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?」
「託したのか
俺たちに 世界の行方を――」
ティナ「クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない」
「戦おう 他に道などない」

*ジタンの場合
エク「〜侮れん力だ」
「クリスタルの力だって?」
「エクスデス! 何を知っている?」
(中略)
エク「〜母なる無へと沈むのだ」
「コスモス―― なんでさ」
(中略)
「どうしてクリスタルを オレたちに――」
ティナ「コスモス―― わかってたんだ」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?」
「(うん) この世界の運命を――
まかせてくれたんだな」
ティナ「クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない」
「やろうぜ! 限界ギリギリまで!」

*ティーダの場合
エク「〜侮れん力だ」
ティー「クリスタルの力って――?」
「エクスデス! 何を知っている?」
(中略)
エク「〜母なる無へと沈むのだ」
ティー「どうしてさ コスモス――
(中略)
ティー「コスモスが オレたちにクリスタルを――」
ティナ「コスモス―― わかってたんだ」
「全部知っていて 最後の力をおれたちに――?」
ティー「身を削ってまで
ゆだねようとしてくれたんだな――」
ティナ「クリスタル―― ううん コスモスが
私たちに 最後の時間(とき)をくれたなら」
「その気持ちを 無駄にはしない」
ティー「オレたちの力で やるしかないッス」

△上