-DISTANT GLORY/伝説の淑女・贖罪の武人
-INWARD CHAOS/究極の幻想へ
-シークレット
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-伝説の淑女
「その高らかな笑い声は
いにしえに存在した最強の証か」
シャントット:「はじめまして
……そして さようなら
ここは 院のために良く働いた学者が
自由に研究を楽しむ場所……
あなたがた下賤な者が
気軽に訪問できる場所ではありませんのよ
……なんですの?
そういわれても帰り方がわからない?
なら 野垂れ死にでもなさい
先へ進めたら 少しは相手をしてあげますわ」
シ(それにしても面倒なことになりましたわね……
誰か 役に立つ人はいませんかしら)
「伝説の淑女」 DISTANT GLORY:11-2
別の時間…… 別の世界……
淑女は高らかに宣言する
シ「オヤマァ!
あなたのようなヘッポコくんが生き残るなんて
でも 本当の勝負はここからですわ
わたくしにそのヘッポコくん魂を見せてごらんなさい」
シ「ふむ…… これは意外に
掘り出し物かもしれませんわね」
「伝説の淑女」 DISTANT GLORY:11-3
正しき未来がある限り
選択肢は無限に そして永劫に存在する……
シ「よござんす!
あなたを見込んで ひとつ依頼がありますわ」
選択肢:「→<依頼を受ける>
<依頼を受けない>」
シ「ええ あなたに選択肢なんてないですのよ
さて 依頼というのはですね……
あなたも戦ってきたでしょう?
得体のしれない人形たちが この辺りを荒らしてますの
そこで…… 彼らのお片付けを頼みますわ
なるべく早めに お願いしますわよ」
タイタン:「大地の怒り…… 我が悲しみ
悲しみ消すために
圧殺せんッ……!!」
アトモス:「どんな力であれ
潰し 吸い取ってしまえば ただのエサ……
この渇望の日々から
抜け出させてくれるのを 祈りますよ」
シ「オホホホ いい感じですわ!」
「伝説の淑女」 DISTANT GLORY:11-4
汝は時に一人であり
そして 時に一人ではない
未来を描くことができる仲間と共に……
シ「よろしい だいぶ片付きましたわね」
シ(集めてた研究材料用が 全部逃げだして
片付けに困ってた なんて いまさら言えませんわ……
けれど こんな高性能な人形を 誰が作ったのかしら
ただ者ではないですわね)
シ「……ハッ! 何をボーっとしてますの?
ほらほら あと一息ですのよ」
シ「それにしても あなた……
あ いえ…… こっちのことですわ」
「伝説の淑女」 DISTANT GLORY:11-5
淑女に願いを……
世界をつなぐ架け橋は
光の道の先にある
シ「だいぶ 片付いてきましたわね
あなたが片付けたアイツらは
もといた次元の挟間にでも 封印しておきましょ
……それはさておき
ヘッポコくんのくせに良く頑張りましたわね
わたくし 少しばかり見直しましたことよ
さあ あとはわたくしの膝元に来るだけですわ
そしたら ちょっとしたお礼を差し上げましょ」
シ「これで一通り 封印は済んだかしら
さあ…… 残りは……」
シ「よくやってくれました
ハナマルを差し上げますわ
さあて お礼と言ってはなんですが……
わたくしが直々に
特別授業をしてあげましょう!
特別も特別なことですわよ
泣いて喜ぶがいいですわ オホホホホ!」
(クリア後)
シ「まあまあ といったところですわね
もっともっと精進なさいませ そうしましたら
わたくしの研究につきあわせてあげてもよくってよ
さあて わたくしこれから
久しぶりのお出かけですの
カスオ…… でしたかしら?
それに仕えるガブ……ラ……リエルでしたかしら?
とにかく 世間知らずな鎧の方に
血で血を洗う決闘を申し込まれたですのよ
戦争なんていつ以来かしら……
楽しみですわ オホホホホ!
あ そうそう 最近 禁断の口なんて奇妙なものが
現われてるらしいですわね
あなたも気をつけた方がいいですわ
見知らぬ場所に 何人も飛ばされてるようですから
もしかして あなたもそこから……
なんてまさか ねぇ?
それではごきげんよう
わたくしとしたお勉強を しっかり復習なさい」
△上
-贖罪の武人
「鎧とともに重き過去を背負う
ただ己の忠義を貫くために」
ガブラス:「何者だ……
フン…… 貴様も迷い人か
神々の戦いに もてあそばれているな
まあいい
せめて望んだ道を選ぶがいい
どの道を選ぼうと末路は同じ……
終わりなき闘争の果て…… 犬死にだ」
ガブ「……少しはできるようだな」
「贖罪の武人」 DISTANT GLORY:12-2
別の時間…… 別の世界……
武人は高らかに宣言する
ガブ「貴様は何を見失って ここへ迷いこんだ?
フン…… まだ気づいていないのか
ここは神々が争う戦場ではない
世界の運命とは無縁の うつろな闇……
戦いにとりつかれ 疲れはてた負け犬が
あてどなく さまよう地獄だ
試練を乗り越えた者だけが 神々の戦場へ
再び引き戻されるが……
むなしいと思わんか? たとえ帰れたとしても
結局は闘争を くりかすしかない
貴様も俺も 永遠の戦いに しばられている
すべてをあきらめ 絶望に身をゆだねろ」
ガブ「くっ まだあきらめないとは……」
「贖罪の武人」 DISTANT GLORY:12-3
取り返しのつかぬ過去……
大切な者と引き換えに 手に入れた称号
その罰が 武人をえぐり苦しめる
ガブ「俺は…… すべてを奪われた
ともに戦うべき者も 守るべき誇りも
それは貴様も同じはずだ
何もかも見失って 地獄をさまよう身ではないか
だがなぜ貴様は 自分を見失わずにいられるッ!
いまさら何をめざして あがくというのだ!」
鉄巨人:「システムセットアップ…… 完了
各部 異常ナシ
御主人様…… 御命令ヲ ドウゾ」
ギルガメッシュ:「ずっと待っていたぞ!
来なかったらどうしようかと 不安になっていたところだ!
いくぞ!」
ガブ「神々が争う戦場への 帰還を願っているのか?
永遠に戦いつづける宿命が むなしくはないのか」
「贖罪の武人」 DISTANT GLORY:12-4
過去を悔い 過去に囚われ 過去を生きる
救いの手があるとすれば……
ガブ「……ある『犬』の末路を教えてやろう
『犬』は神々の命令で ある魔道士に挑み
持てる力をすべて出しきって戦った……
死闘をくりひろげる間『犬』は誇りに満ちていた
この戦いのために生きてきた…… そう感じていた
だが神々にとっては
『犬』の誇りなど どうでもよいことだった
神々は混沌の力で世界を一掃し
やがて姿を現した竜が すべてを無に還した
神々のきまぐれに もてあそばれて
『犬』は…… ジャッジ・ガブラスは地獄に落ちた
神々の争いに加わるとは こういうことだ
それでも戦いを望むなら 好きにするがいい」
ガブ「……やはり 迷いはないのだな」
「贖罪の武人」 DISTANT GLORY:12-5
武人に慈悲を……
彼もまた 大陸の歴史の1ページとして
その身を呑まれるだろう
ガブ「再び戦場に戻って 神々と戦う道を選ぶのか……
貴様にとって 帰る価値がある世界なのだな」
ガブ「……フン 貴様の意思はよくわかった」
ガブ「……よかろう 俺はジャッジマスターだ
生死を裁く法の番人 そして地獄の番犬として……
貴様が生きるに値するか 見極めてやろう!」
(クリア後)
ガブ「行け
進めば出口…… いや 戦場への入口だ
……わかっていても 帰るのだろうな
ひとつ忠告しておく
守るべきものほど 守れずに失うものだ
いつかおまえは絶望し すべてがむなしくなるだろう
その時は 地獄をさまよう『犬』を思い出せ
絶望に負ければ おまえもこうなってしまうのだ
希望を捨てず 誇り高く生き抜いてみせろ
……決して俺のようになるな」
△上
-究極の幻想へ
「幻想に限りはない 終焉を決めるのは
いつでも その世界の住人である」
立ち去るがいい……
ここは どの歴史にも属せず
どの歴史にもなりえた 禁断の地……
真実も知らず
生半可な力で 生き残れる場ではない
力なき者は去れ
我々が求めし者は 強き者のみ……
「究極の幻想へ」 INWARD CHAOS:2
それは 終わらない夢……
秩序も混沌も 本来であれば意味などない
すべてはひとつだった……
誰もが力となり 誰もが希望となりえたはずだった
「究極の幻想へ」 INWARD CHAOS:3
それは 未来への希望……
どの道を選ぼうと それは
大いなる意思により決められた道……
だが よもや新たな道が
生まれることになるとはな……
オルトロス:「今回も出ちゃった しつこい? しつこい?
だってタコだもん
今 ムカつくタコ野郎だと思わなかった?
ごめんね ごめんね」
オメガ:「ターゲット…… 確認……
汝の敵トナル者…… 殲滅セン」
「究極の幻想へ」 INWARD CHAOS:4
それは 立ち向かう勇気……
いくつもの世界を繰り返し
大いなる意思は 可能性を見つけた
それは すべてを取り込まんとする 混沌の力
私は 見守って来たのだ
真の混沌を見定めし 監視者として……
神の遣い 神竜として
「究極の幻想へ」 INWARD CHAOS:5
幻想は繰り返すだろう
未来永劫 その輝きは クリスタルと共に……
本来であれば 完成するはずだった
数多の世界から集められし
秩序と混沌……
その全てを混じり合わせ生まれる……
それが 究極のカオス
カオスが滅した その瞬間
混沌の力は 時空を捻じ曲げ
別の可能性を生み出した……
その次元において カオスは敗れることなく
深い闇と絶望の果て
虚無の炎をたぎらせ続けてきた……
今 カオスの虚空の心に
我が神竜のすべてを宿さん……!
これは 存在するはずのなかった幻想……
そして…… 幻想に終焉は無い
(クリア後)
神にあらざる者が抱いた
神々をも凌駕する力……か
なるほど…… 知恵や知識は継承できても
これだけは継承できぬはずだ
この世界も 私の役目も終わった……
次は 天空からではなく
同等の存在として 世界を眺めてみたいものだな
貴方も そうおもうでしょう? 創世の神…… 大いなる意思よ……
△上
-シークレット
長き戦いは終焉を迎えた――
いや 迎えてしまったと言うべきか
(ふふふ) まさかこのような結末とは――
コスモス:「世界は新たな選択を望んだ
ということです」
世界が存在する限り
争いの種は尽きぬ
秩序や混沌も もとは人から
生まれた『想い』そのもの
コ「何も―― 変わりはしないと?」
それは ルフェインの力をもってしても
いまだ解けぬ問い
真実を知るのは――
コ「未来 そのもの――」
では 参ろう
選ばれし神――
現世(うつしよ)に蘇りし主(あるじ)よ
究極の幻想へと続く
物語の旅路を――
△上
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